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2014.09.03レディネス(前篇) 【園長のひとり言】

食欲の秋。夏が終わり涼しくなると「食べたい」、が増して、あれもこれもと欲張りたくなります。体重の増加に、ご注意を。

そんな季節にちなんで食のお話。でも今回は食べ物ではなく、子どもたちの食べ方についてです。特にお箸を使ったソレは、小学校から度々1年生が正しく持てないというご指摘を頂くので、整理をしてお伝えしておこうと思います。ちなみに握り方が同じ鉛筆も、ね。

小学生がお箸を正しく使えない。その大きな責任は、ズバリ保育園や幼稚園にあります。乳幼児の専門機関なのだから、ご家庭のせいにはできません。ただ学校もどうしたら正しく使えるようになるのかを教えてくれないので、ちょっとだけ不親切かも。

失礼しました。少々言葉が過ぎましたので、お叱りを受ける前に、解説を始めます。

まずは、多くの子どもが正しく持てない原因。その理由は、とてもシンプルで使いはじめる時期が適切ではないから、です。そもそも、この業界ではお箸を使いはじめる時期がバラバラで、それぞれの園の方針に従って移行していくので、早いと2歳児から使っちゃったりします。詳細なデータはないけど3、4歳児くらいがスタンダードだと思います。ただ、一つだけはっきりと言えるのは5歳児から移行する園が、私が知る限りほとんどないということ。

でも、ここではその5歳から6歳の間が適切な時期だと考えています。もちろん、根拠もあって「子どもがお箸に関心を持っているから」とか「正しく持てるように早くから練習する」みたいな情緒的なものでなく論理的なやつ。ほぼほぼ保育学の基礎だけでいけます。では、いってみましょう。

スプーンからお箸への最適な時期の見極め・・・それには、まず子どもの発達を押さえておくことが大切です。で、その原理原則のなかに方向性というのがあって、コレがポイント。方向性とは、子どもの体は上(頭部)から下(脚)、中心から抹消、内側から外側へなど一定の法則にしたがって発達していくというものです。例えば、赤ちゃんがおもちゃを舐めるのは口の中が手指より先に発達しているので、舌を使ってものを確かめているのです。胴体を使って寝返りしたり、肩や腕を使ってハイハイしたりが、歩行の前にくるというのも、そういうことです。

では、ここでクイズ。実は手や足の指も発達していく方向というか順番が決まっていて、5本の指のどれか、から発達していきます。さて、どの指からでしょうかという問題です。ヒントは内側から外側。ウチガワ、ソトガワではなくナイソク、ガイソクと読みます。

あ、でも答え合わせと、詳しい説明は余白の関係で来月になりますので、ご了承ください。

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