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2007.07.10模倣と繰り返しの連続【園長のひとり言】

夏至(6月22日)が過ぎ、一年で日暮れが一番遅い時期となりました。そして、暑い夏がやってきます。今年は猛暑になるそうなので、ヤフオクで涼しげな白いカットソーでも揃えようかなと思っています。
さて、先日ある小学校へ授業参観に行ってきました。教科は5時間目の音楽と国語。4クラスある一年生の教室を順々に見ました。3ヶ月前に幼稚園・保育園を卒園したばかりの子どもたち。小学生姿はとても初々しく見えました。ただ一つの点を除けば。どのクラスでも、5時間目だったということもあるかもしれませんが、「横を向いたり」「後ろを向いたり」「立ったり」「座ったり」「お喋りしたり」と先生の話が聞けていない子どもが目立ちました。先生方も子どもたちが授業に集中出来ないことを大変気にしておられました。そして、出来るだけ子どもたちを飽きさせないように授業で色々なことをおこなうのだと教えてくれました。
皆さんもご存知かと思いますが、今やこの様な問題は、小学校が抱える一般的な問題です。一国の内閣総理大臣が「教育再生」と言っているくらいにです。もちろん、子どもの成長発達は生まれてからずっと繋がっていますから、むしろ乳幼児期の問題なのかもしれません。
『人の話が聞けること』は決して個々の才能や資質が左右するような力ではありません。しかし、実際には小学校にあがった時点で個人差が生まれています。なぜでしょうか?私は、子どもの発達の特徴(具体性)から考えると、この差は体験の差ではないかと考えています。子どもは言葉で教えられるのではなく真似をして色々なことを学んでいきます。大好きな人と対面して目を見ながら話しを聞いてもらう体験。この体験を模倣するのです。模倣して何度も繰り返し、身につけて(習慣にして)いきます。それは、泣くことしか出来ない時期から始まっているのです。
卵が先か鶏が先か!子育ては間違いなく鶏がずいぶんと先ですね。親子が良く似るということはそういうことだろうと思います。話し方、癖、しぐさ等、普段意識していない振る舞いほど子どもたちは真似をします。それは、子どもたちが最も目にする大好きな大人の姿なのです。

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