2007.09.14教育とは・・・【園長のひとり言】
アサガオが元気よく花を咲かせ、なごみ保育園に2度目の夏がやってきました。夏の暑さは、子どもたちに水の喜びを与えてくれます。体いっぱいで夏を感じた子どもたちは、またひと回り大きく成長してくれることでしょう。私も子どもたちに負けないよう夏の暑さを乗り切るためビリーズブートキャンプに入隊して体力づくりに勤しんでいます。
さて、突然ですが皆さんはヨハン・ハインリッヒ・ペスタロッチという人をご存知でしょうか?あまり一般的には、知られていないのでご存じない方も多いかと思いますが、1700年後半から1800年前半に活躍したスイスの教育学者で初等教育の基礎を築いた人です。で、なぜペスタロッチ?と思われますよね。実は先日、保育の研修会で、彼について学びました。ペスタロッチは、こう言ったそうです『教育とは愛することと手本を見せること以外なにもない』と。素晴らしい言葉だと思います。本当にその通りだと思います。先月も書きましたが、子どもは、ものごとを自分の中に取入れる、学ぶとき真似をすることから始めます。模倣して繰り返して身につけていきます。言葉で子どもたちに教えることは容易いです。でも、結果、効果は一時的なことが多い・・・ですよね。私たちは、思いを表現し姿で手本を見せなければならないのです。子どもは、いつも見ています。子どもたちにとって良きモデル、手本となれるよう日々向上心を持って保育に取り組むこと。私は、この結果が子どもたちの豊かな育ちへと繋がってくれると信じています。