2007.09.14文化的に生きること【園長のひとり言】
夏の茹だるような暑さが一段落し、朝夕の涼しい風が情緒的な季節の訪れを予感させます。夏の暑さを乗り越えた子どもたちは秋の文化的な体験を経て、更なる発達の階段を上っていきます。季節を感じながら、文化的に生きること。ものが溢れ、便利になり過ぎた社会で子どもたちの育ちを考えたとき、とても大切なことだと思います。しかし、最近では、保育園や幼稚園などの専門機関でさえもアニメキャラクターのような商業的なもので溢れています・・・ただ、私は、子どもの好きなもの全てが“良いもの”だとは思えないのです。それは大人が分別すべきものではないでしょうか!生まれて初めの6年間は豊かな感性を養う時期です。だからこそ私たちは、流行、廃りに左右されず、出来る限り文化的な環境を創造していかなければならないのです。