新着情報新着情報

なごみこども園 ホーム新着情報園長のひとり言新しい保育園【園長のひとり言】

2018.11.01新しい保育園【園長のひとり言】

お知らせをします。平成31年4月1日より東京都世田谷区駒沢5丁目で新たに認可保育園を開園します。浜松ではなく東京での保育園開設に違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、応援して頂ければ幸いです。

 

なぜ浜松の待機児童問題が解消していないのに大都市で新設をするのか・・・それについてシンプルにお答えすれば世田谷区の子育て並びに保育マインドに強く共感したからです。

 

今、より多くの女性が社会で活躍(厚生労働省によれば平成32年までに25歳から44歳の女性の就業率は80%となる見込み)するようになったことで保育ニーズは著しく高まり全国的に望んでも保育園やこども園に入園できない待機児童が数多く発生しています。

 

そもそも待機児童がなぜ社会問題になるかと言えば、もちろん入園できなかった保護者の方の不満感情はあるけれど、それ以上に就労家庭等の乳幼児保育が自治体の義務だからです。そのように児童福祉法 第24条 1項に規定されています。つまり、これらが問題になっている時点で市町村は法を守っていないことになってしまうのです。だから、地方行政は必死になって保育園を増やしているというわけ。

 

ただ、「量」の拡充は至上命題だとしても保育園が小さな子どもの命を預かる場所だということを考えれば「質」は絶対に保障しておかなければなりません。

 

しかし、なかなか質ということになると難しい。もちろん、どの自治体も法律に定められた最低基準といわれる面積や保育者の数、2方向避難等々の構造はチェックしています。けれど、その上で実際、どの様な保育をするのかは事業者任せになっているというのが現状だと思います。私が知っている限り世田谷区以外の自治体は、です。

 

そう。世田谷区の行政は細かな保育内容までチェックをします。そして行政と保育事業者、保護者が役割は違っても一緒になって子どもの中心に保育するという姿勢を強く貫いているのです。

数年前まで待機児童数が全国ワースト1で、その解消を強く求められるなかで区が望む質をしかっり担保した上でしか量を増やさない。それには子育てに関して相当な信念と覚悟が必要です。

その姿勢に惚れました。世田谷区という成熟した街と、とにかく熱い保育行政。そこで一緒に子ども中心の保育がしたいと考えたのです。

 

もちろん、その経験は当法人の園全体に活かされるはずです。そして私たちが目指すのは地域を超えた子どもたちにとって最高の保育のカタチ。それを浜松でも東京でも実現していきます。

新着情報の一覧に戻る

書類送付先

なごみこども園 採用担当 
〒433-8105
静岡県浜松市中央区三方原町1367-1

WEBでエントリー
(実習・見学希望の方もこちらから)

エントリー

お電話でのお問い合わせ

053-420-7530
PAGE TOP