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2008.11.01ことばを書くということ 前編【園長のひとり言】

少し前まで、そこやかしこにあった夏の香りがいつの間にか秋色に染まり、もうすぐ冬の足音が聞こえてきそうです。秋の夜長にひとり読書にふけっているとついつい寝ることを忘れてしまいます。先日発売された池袋ウェストゲートパークⅧ。あまりのサクサク読める面白さに一晩で読破してしまいました。一度は、池袋西一番街の果物屋さんに行ってみたいものです。
さて、秋のなごみは行事がめじろおし。先日の運動会に引き続き11月1日にもバザーを開催します。なかでも年長さんが店員をするミニ喫茶店に注目。そこには、秘密があります。実は、喫茶店というくつろぎの雰囲気とはうらはらに文字の教育というお堅い狙いが隠されているのです。
就学前の子どもがいるご家庭にとって、どうしても気になる文字の教育。よくあるのは、大人が教えて、子どもが習うというような、まるで小学校のような教育スタイルですが・・・一部幼稚園や保育園(一部ではないかも!?)では、ドリルを使っているという話です。はっきり言ってナンセンス。子どもの発達を無視しているとしか思えません。ちょっと言いすぎかな。
では、どのように考えればいいのか。文字の教育を考えるときには、2つの「ことば」を発達の側面からみる必要があります。1つ目は、「話しことば」です。これは以前にも書きましたが、「話しことば」は、生活と密接にむすびついて、その状況から自然に流れ出ていきます。子どもは、音節や文法上の規則を生活のなかで自然に習得し、無意識的に正しく使えるようになり、5歳ともなれば大人とふつうに会話ができます。
2つ目は、「書きことば」です。保育園や幼稚園でさえ勘違いしているところがありますが「書きことば」は「話しことば」を単純に書き移したものではありません。もし、単純な書き写しだとすると、「あ・い・う・え・お」を覚えてしまえば自由に文章を書けることになります。しかし、小学校2、3年生の作文が年長さんの会話かそれ以下の水準であることを考えると、「話す」と「書く」の間に発達の差があることが分かります。ここです。この差の「なぜ」が、文字教育のありかたを教えてくれています。
「話しことば」とは違った特徴をもつ「書きことば」。その目に見えぬ特徴とは何か。それは、どのように発達していくのか。そして喫茶店が、なぜ文字教育の役割を果たしているのか!!!・・・・申し訳ありません。肝心なところで余白がなくなってしまいました。
と、言うことで初めての試みですが12月の「なごみ」に To Be Continued…

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