2021.10.01グリーンシグナル【園長のひとり言】
ひとまず厄介な感染症は落ち着き、緊急事態宣言が解除。旅行の準備はできていますか?
それにしてもお盆過ぎからの急激な減少と街の人流増減に、あまり相関はみられないのだけれど、これまで散々煽っていた専門家が沈黙しているのは無責任な気がします。人流増=感染拡大という前提は本当に正しかったのでしょうか。まあ、これだけ長きに渡って自粛を要請し、感染者数が増えたら気の緩みだと警告してきたのだから、今さらになって前提が間違っていたとは口が裂けても言えないと思いますが…無謬性の原則ってやつですかね。
それはさておき保育の現場において、この10月、11月の過ごし方が重要となりそうです。運動会とか秋祭りとか。状況を見定めながらダイナミックに子どもたちが非日常性を楽しめるよう考えていきます。
それから、この秋の政権選択選挙。イデオロギーには触れませんが何やら「子ども庁」なるものが話題となりそう。詳細はまだ分かりませんが少なくとも子どもに関する環境をもっと良くしていきましょうと言うもので、メインとなる対照が乳幼児期の子どもやその家庭だと言われています。
例えば幼児期の子どもが関係する幼稚園と保育園とこども園の存在はご承知の通りなのですが、官庁は文科省と厚労省と内閣府でバラバラ。もちろん根拠法令だって異なります。
これまでの歴史背景があるので、これらを簡単に統合は出来ないけれど少子化が加速度的に進行している状況下で、一体的にこの危機に取り組まない方が不自然だと思います。定員がスッカスカの幼稚園と待機児童を抱えている保育園、こども園が同じ社会のなかで、同じ年齢の子どもを対象にして存在しているのだから。
選挙結果はどうなるか分かりませんが、コロナの影響で更に出生児数が減少しているので環境を良くしようとするならスピード感を持っておこなって欲しいところです。