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Information & Blog
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運営理念
未来につながる今
自らつくりあげる
ぼくたちわたしたちの暮らし児童養護施設「和光寮」は建物の大規模修繕を行うに伴い、名称を「わこう」へ変更。施設理念の見直しも行い新たな出発をしました。 大切にしたい思いやイメージを言葉にするため、全員にアンケートを実施して話し合いました。 私たちのイメージする家庭的な暮らしの営みとは何か、わこうでの暮らしを人生にどのように位置付けるのかと。わたしたちの目指すもの、それは子どもたちと職員が、他者に配慮しながら、たとえわずかであっても、より良い暮らしの質を求めて、主体的に日々の暮らしをつくり上げていくことではないかと。私たちはこの理念にもとづいて実績を積み上げ、オンリーワンの家族になるのです。
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事業内容
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児童福祉法第41条では、「児童養護施設は、保護者のない児童(乳児を除く。ただし、安定した生活環境の確保その他の理由により特に必要のある場合には、乳児を含む。以下この条において同じ。)、虐待されている児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設」と定めています。
「わこう」では、5名から6名定員の小規模グループや地域のグループホームにおいて子どもたちの養育をしています。地域に根ざしたできる限り家庭的な生活環境を整え、安定した人間関係のもとで乳幼児から大学生までを支援の対象として、個別支援を提供しています。
保育士や児童指導員による生活支援を基盤としつつ、個別療育を実施する心理士や保健師、看護師、家族再構築や里親への委託を調整するソーシャルワーカーを重点的に配置しています。
また退所前後の継続した支援を実現するために施設毎に自立支援コーディネーターを配置しています。 -
一般のご家庭や里親家庭での子育てを支援しています。特に虐待や養育者の不在など深刻な課題を抱えているケースに対して、ショートステイやトワイライトステイの受け入れをしています。令和4年度からは、母子でのショートステイの利用ができるように施設の整備をしました。児童相談所の受け入れ定員の不足を補うために、一時保護の委託を受けています。
生活圏域毎に定期的に開催されている要保護児童対策地域協議会へは、ファミリーソーシャルワーカーを派遣して情報共有と役割の遂行をしています。
その他、子育て支援広場への心理士の派遣や、必要に応じて発達検査の実施やプレイセラピーなどを実施しています。
また、子どもの貧困の課題に対して、地域の子どもたちを対象とした学習支援事業や居場所事業の実施を計画しています。
今後、地域の子育て支援の拠点機能を果たせるよう施設の高機能・多機能化を引き続き推進して参ります。 -
わが国では、社会的養護対象児童の多くを里親家庭で養育するよう推進しています。
「わこう」においても、その重要性を重く受け止め、数年前より里親支援ソーシャルワーカーを複数配置し、里親のリクルート・研修・マッチング・アフターケアを児童相談所と連携して行っています。また里親サロンを開催して、交流・情報共有や学びの場としています。児童相談所や里親会が主催する催しにも積極的に職員を派遣して連携を図っています。
その他、専門性の向上や課題解決の機会としていただけるよう、施設内研修の情報提供をしたり、里親会運営の事務的支援などをしています。
今後、地域の里親支援拠点としての機能を果たせるよう施設の高機能・多機能化を引き続き推進して参ります。
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施設紹介
児童養護施設「わこう」の生活は、家庭生活と同じリズムとなります。ただし、少人数であっても集団生活のため、お互いが気持ち良く生活するために日課や決まり事があります。
現在は、2歳から22歳までの子どもたちを対象に、5つのユニット (6人定員×5ユニット)と、一軒の地域小規模施設「早出わこうの家」 (6人定員)に分かれて暮らしています。それぞれのユニットは、玄関、居間、ダイニングキッチン、ユニットバス、洗面所、トイレ、居室(1人部屋と2人部屋)など家庭的なしつらえが整っています。-
フォトギャラリー
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早出わこうの家フォトギャラリー
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和地わこうの家フォトギャラリー
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ボランティア・寄付
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ボランティア募集
「わこう」では、ボランティアを随時募集していますが、新型コロナウイルス感染症・少人数のユニット生活などの理由から、希望に応えられないことがありますことをご理解ください。
ボランティアの応募・お問い合わせ
ボランティアには、さまざまな活動内容があります。例えば、子どもとの交流・学習(宿題をみるなどの学習支援)・技能(スポーツを教えるなど)・作業(掃除や除草など)・慰問(技芸の披露等)・招待(施設外での催し物等に招待)などがあります。
ボランティアの応募やお問い合わせについてはこちら -
寄付
児童養護施設「わこう」では、日頃より皆様の寄附やご支援に大変感謝しております。寄附等のご支援を頂ける方は、寄付専用お問合せフォームからメッセージの送信をお願い致します。また、誠に勝手ながら寄付いただける物(食品・古着・ぬいぐるみ等)によってはお受けできない場合があることをご了承ください。
寄付の申し込みフォーム「Amazonほしい物リスト」を活用して、寄附物品も募集します。今、子どもたち・施設が願っている寄附を掲載します。このような形ではありますが、ご支援・ご協力を頂ける方は、下記をクリックしてください。
ご寄附いただける物品について、「カートを入れる」を選択し、ご購入手続きを行ってください。既にご寄付いただいた物品については、ほしい物リストから自動的に削除されますので、ご了承ください。物品の到着後、ホームページ等にて、ご寄付のお礼と使用報告をさせていただきます。お名前の名字は掲載したいと考えていますので、掲載して欲しくない方はメッセージ等で申し出てください。
【商品の郵送先について】ギフト設定ができる物品の場合、「お届け先住所の選択」画面において、「ギフト用に登録された住所」を選択してください。ギフト設定ができない物品の場合は、「新しい住所を追加する」欄に、以下の郵便番号・住所等を入力の上、郵送先住所を追加してください。
〒431-1101 静岡県浜松市中央区和光町517番地 児童養護施設 わこう
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ご意見と対応について
福祉サービスに関する苦情解決の仕組みについて
社会福祉法人和光会わこうでは、社会福祉法第82条(「社会福祉事業の経営者は、常にその提供するサ-ビスについて、利用者からの苦情の適切な解決に努めなければならない。」)の規定により、利用者からの苦情に適切に対応する体制を整えます。
1.目的
①苦情への適切な対応により福祉サ-ビスに対する満足感を高め、利用者個人の権利を擁護するとともに、利用者が福祉サ-ビスを適切に利用することができるように支援します。
②苦情を密室化せず、一定のル-ルに沿った方法で解決することにより、円滑・円満な解決の促進や信頼や適正の確保を図ります。2.苦情解決体制
①苦情解決責任者
苦情解決の責任体制を明確にするため、施設長を苦情解決責任者とします。
②苦情受付担当者
サ-ビス利用者が苦情の申し出をしやすいように職員の中から苦情受付担当者を任命します。
( 職務内容は以下とします )
利用者からの苦情受付
苦情内容、利用者の意向等の確認と記録
苦情及びその改善状況等を苦情解決責任者及び第三者委員へ報告
③第三者委員
苦情解決に社会性や客観性を確保し、利用者の立場や特性に配慮し、適切に対応する為第三者委員を設置します
苦情解決責任者 徳田義盛
苦情受付担当者 酒井義則
第三者委員 森脇弘子
藤田勝男3.苦情解決の方法
①苦情の受付
玄関に設置された「みんなの意見」へ投書してください。
面接・電話・書面などにより苦情受付担当者が随時受け付けます。なお、第三者委員に直接申し出ることもできます。
②苦情受付の報告・確認
苦情受付担当者が受け付けた苦情を苦情解決責任者と第三者委員(苦情申出人が第三者委員への報告を望まない場合を除く)に報告します。第三者委員は内容を確認するとともに、苦情申出人に対して報告します。
③苦情解決のための話し合い
苦情解決責任者は、苦情申出人と誠意をもって話し合い解決に努めます。その際、苦情申出人は、第三者委員の助言や立会いを求めることができます。
( 第三者委員の立会いによる話し合いは、次により行います )
第三者委員による苦情内容の確認
第三者委員による解決案の調整、助言
話し合いの結果や改善事項の確認
④苦情解決の記録と報告
苦情受付担当者は、受付から解決・改善までの経過と結果を書面で記録します。 第三者委員へ定期的に苦情解決結果について報告し、必要な助言を受けます。苦情申出人に対して改善を約束した事項などを後日報告します。
⑤解決結果の公表
サ-ビスの質や信頼の向上を図るため、個人情報に関するものを除き、ホ-ムペ-ジや広報誌「和らぎ」等に実績を公表します。 -
施設概要・アクセス
所在地
〒431-1101 浜松市中央区和光町517
google MAPで見るTEL
053-486-0141
ユニット
(本体)
A・B・C・D・E(計5棟・各棟6名)
(グループホーム)
地域小規模児童養護施設「早出わこうの家」(6名)
地域小規模児童養護施設「和地わこうの家」(6名)入所定員
36名
その他の設備
宿直室、遊戯療法室1・2、コインランドリー、会議室、相談室、地域交流学習室、母子生活室ほか
沿革
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リンクの一覧